田山歯科医院|DR. TAYAMA DENTAL OFFICE

インプラント

当クリニックで採用しているインプラントシステムは、米国 Bicon 社製ショートインプラントです。形状が非常に小さく短いにもかかわらず表面積が広く設計されているため、骨と強固に結合し噛む力に対して充分な強度があることに加えて、インプラント本体とアバットメントなど上部構造が単純な構造で容易に分離できるため、メンテナンスの際にとても有利であるばかりかトラブルも少ないのが特徴です。インプラント体を顎骨に埋入する手術の際には Dentspiy Sirona 社の Simplant System によるコンピュータガイド手術法を採用しているため、正確な手術が可能となると同時にフラップレス手術で歯肉には数ミリの開口部のみで済むことから、患者さまには術後の疼痛や炎症が大幅に軽減され大変好評です(但し個人差があります)。

SIMPLANT® コンピューターガイド手術

更に当クリニックでは全てのインプラント治療に際し、術前に撮影するCTのデータにより精密診断(コンピューターシミュレーション)を実施しております。また実際の手術時には、このコンピューターシミュレーションで設計した位置に、極めて正確にインプラントを設置するため、診断データをアウトプットして3Dプリンターにより手術用ガイドを製作いたしております。このガイドを使用した手術のことをコンピューターガイド手術と云いますが、この手術法を採用することにより、従来より手術精度が格段に精密になるばかりか、多くの場合、フラップレス手術(無切開手術)が可能です(但し諸条件が整っている場合に限ります)。フラップレス手術法の採用により、術後の腫れや疼痛が大幅に軽減されました(但し個人差があります)。

症例1

事故で顔面を強打し、前歯2本が破折して抜歯せざるを得なかった方です。抜歯と同時にインプラント手術を実施し、左下の写真は回復した状態です。歯型を取りセラミック製の歯をつけると

症例2

左下奥歯のレントゲン像です。左は術前で、歯を支える骨が完全に吸収して全く無い状態です。やむなく抜歯となり。回復を待ってインプラント手術を行い、上部に歯を製作したレントゲン写真が右です。