田山歯科医院|DR. TAYAMA DENTAL OFFICE

トリニア-4

総義歯(総入れ歯)の適合が悪くて、入歯がすぐに外れる、食事のとき咬めない、発音が困難、お口の粘膜にキズが絶えないなど、お悩みの方に朗報です!

合わない入歯では、毎日の生活のQOL(クオリティーオブライフ)が著しく低下してしまい、全身の健康にとっても大問題です。そういう方には最新の治療、”トリニア4”がお勧めです。たった4本のインプラントで全ての歯を固定して支え、しかも取り外し式ではないので、まるでご自身の歯のように安心して咬めるようになります。トリニア4は当クリニックで採用している米国Bicon社製のインプラントと、全ての歯を支える基礎フレームに、ボーイング787の主翼に採用されている軽くて丈夫なカーボンファイバー素材を採用しています。たくさんの乗客を乗せて運ぶ旅客機の主翼に使われる素材ですから、強度と安全性はお墨付きです。構造は、顎骨内に埋め込んだ4本のインプラント上に、そのカーボンフレームを固定し、フレーム上に人工歯肉と歯が並んで固定するというものです。当クリニックでトリニア4治療を選択された方は、毎日のお食事や発音の不自由から解放され、充実した生活を楽しんでおられます。特にお仕事でお話をする必要がある方には、話しやすいと大変好評です。

症例

上顎は全体に進行した歯周病で歯の揺れが著しく、非常に深い虫歯と歯根の破折で全て保存して治療することが不可能なため、残念ながら全て抜歯せざるを得ませんでした。下顎は奥歯に一部を抜歯しましたが前歯は治療すれば保存可能な状態でした。

通常であれば総義歯なのですが、患者さんのご希望で、取り外し式の入れ歯はイヤだということで、手術によりインプラントを4本設置して、その上に固定式のフルブリッジを製作いたしました。このフルブリッジは上記で説明した”トリニア”というカーボンファイバー素材に歯肉と歯を接着して製作したもので、インプラント上に固定します。

こちらが”トリニア4”を固定した口腔内の写真です。上顎のトリニアは4本のインプラントで支えられています。下顎の奥歯もインプラントが左右2本づつ入っています。下顎の前歯は既存の歯を再治療してオールセラミック製のブリッジ治療となりました。

治療前と治療後の正面からの写真です。歯肉も見違えるように健康になりました。お食事もお話の際もとても快適だそうです。