田山歯科医院|DR. TAYAMA DENTAL OFFICE

ホワイトニング

単に歯の表面の汚れを落とし、元のエナメル質の光沢と色に戻すというホワイトニング法もありますが、本来のホワイトニング法とは、歯の色を発色している色素である有機質に対して作用し、その色素分子を構造的に分解することで、歯の色自体を白く変えるというものです。以前American Dental Association の会報に掲載された論文によると、時間をかけ薬剤を浸透させることで、ホワイトニング剤は表面のエナメル質だけでなく、その下層の象牙質まで浸透し色素を分解するそうです。下の写真はこの方法でホワイトイングした方です。透明感があり、下層の象牙質まで白く変わりました。治療跡が著しく変色して崩壊していた上の3本の前歯と左下奥の銀歯は、ホワイトニング後に同じ色彩で治療いたしました。(ホワイトニングの効果には個人差があります)